まだまだ紫外線の強い時期。
残暑~秋のおすすめケア
暑さのピークは終わりましたが、過ごしやすいとも言えない時期。紫外線のダメージケアは正しくできていますか?
夏の暑さがひと段落するとつい安心してしまいがちですが、紫外線はまだまだ降り注いでいます。
YOF beautyがおすすめするこの時期のスキンケア、ご紹介いたします。
真夏を過ぎても
紫外線に気を付けないといけないワケ
紫外線の量を示すものの一つとして「UVインデックス」があります。年間では7月と8月の夏場が最も高く6を超えますが、9月になると4.4へ下がり、10月になると3.2、夏場の半分近くになります。※
そう聞くと、ほっとされる方も多いかもしれません。
※ 出典:気象庁ホームページ「日最大UVインデックス(解析値)の月別累年平均値グラフ」、地点:東京、1997年~2008年
しかし、環境省の発行する「紫外線環境保健マニュアル2020」では、UVインデックスが3以上でも
「日中はできるだけ日陰を利用しよう」と紹介しており、決して油断はできません。
その上、真夏の昼に真上から降り注いでいた日光は、秋には横から差すようになります。
するとお肌に日光が当たりやすくなるため、弱くなったとはいえ、まだまだ紫外線の影響を受けやすい時期といえるのです。
紫外線を浴び、日焼けをすると肌が乾燥しがちになってしまうため、夏場から秋口かけてはいつにも増して保湿ケアが重要な時期です。
しっかりと保湿をして、対策をしていきましょう。
紫外線に立ち向かうアイテム、
オススメは「フェイスマスク」!
保湿も含めた日焼け後のケア、しっかりしていきたいものですね。
そんな時に役立つのが「フェイスマスク(フェイスパック)」です。
暑い日々を乗り切るための、顔全体に使うフェイスマスクだからこその使い方、
そしてフェイスマスク本来の正しい使い方、皆さんはご存じでしょうか?
以下でご紹介します。
おさらいしよう、フェイスマスクの使用方法
フェイスマスクをより有効に使うためには、正しい使い方をマスターするのも大切。
「emure フェイスマスク」の使い方を例に取って、ポイントを解説します。
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1.洗顔後、お肌を化粧水で整える。
お手入れのどこでフェイスマスクを使うかですが、
多くのフェイスマスクは「美容液」にあたります。
はじめに化粧水を使うのがポイント。 -
2.マスクを広げ、目と口の位置に合わせてから
顔全体にフィットさせる。大事なのは、しっかりと顔にフィットさせること。
シワになっていたり空気が入っていたりすると、その部分だけ成分が浸透していきません。 -
3.10〜15分たってからマスクをはがし、
手の平でよくなじませる。美容液がたっぷりしみ込んだフェイスマスクですが、つける時間は必ず守りましょう。
ずっとつけるのも禁物です。袋から取り出したマスクはどんどん乾燥していくため、長くつけすぎると逆にお肌の水分を吸収してしまいかねません。
そして、使用頻度にもご注意。
たとえば「emure フェイスマスク」は、週1~2回を目安としてご使用頂くことをオススメしています。
「もっと頻繁に使えば保湿効果が高いかな?」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、フェイスマスクでの保湿のしすぎは、
角質層への水分の浸透が良くなる反面、外部からの刺激の影響を受けやすくなってしまうともいわれています。
適度な回数で、お財布にも賢く保湿ケアをしていきたいですね!
暑い日にピッタリ! 「冷やし」でひんやりケア
毎日ではなくなっても、時折来る夏のような暑さ。
うっかり日焼けをしてしまった日は、”ヒンヤリ”フェイスマスクで、火照ったお肌をクールダウン♪
夜のスキンケアがおすすめ!
やり方は簡単。フェイスマスクを冷蔵庫に入れて冷やしておき、後は普段と同じように使うだけ!
ひと手間加えるだけのとっても簡単な方法ですが、ひんやり冷感が夏にピッタリ、気持ちいいですよ。
暑い時期にこそ、美容オイル
様々な種類のある美容オイル。「夏場にオイルを使うのはちょっと……」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、暑い時期だからこそ、美容オイルの保湿力を頼りにしたいところでもあります。
夏場の美容オイル使用を敬遠してしまうのは、いくつかの「誤解」があるからです。
ここでは、その誤解を解いてみたいと思います。
汗ばむ時期には気になる!
「美容オイルはべたつく」のは誤解!?
美容オイルというとベタつくイメージ。本当のところはどうなのでしょう。
答えは、使用量に気をつければ大丈夫です。
フェイスケアに使う美容オイルの適量は1~3滴程度です。
肌のコンディションや季節によって量を調整しましょう。
また、オイルを手で伸ばしたら、目元や頬などの乾燥しやすい部分からつけていきましょう。額や鼻などは後に。
肌は、皮膚表面にあるバリア層ともいわれる角質層によって
水分が出ていかないように守られています。
角質層の表面には皮脂があり、皮脂は肌を乾燥や外から受ける刺激から守る役割をしています。
植物性オイルや動物性オイルは、人の皮脂成分と組成が近いので肌なじみがとてもいいです。
人の皮脂と近いオイルは、適量塗ることでベタつかずにさらりと馴染んで保湿してくれます。
一方でミネラルオイルやワセリンといった鉱物油は皮脂とは成分が異なり、
しっかり保湿をしてくれますが、フタのような役目をするため
量に注意しないとベタつきやすくなります。
自分の肌状態によって使い分けるといいかもしれません。
お肌に塗ったオイルが
光で悪くなるって聞いたけれど……?
それは「光毒性」ですね。
精油の中には、肌についた状態で日光などの強い紫外線に当たると、
皮膚に炎症を引き起こす「光毒性」という作用を持つものがあります。
確かに柑橘系の中にはこの光毒性を持つものがあり、ベルガモットなどは光毒性を持つと言われていますが、
現在、一般にスキンケアオイルとして販売されているものは光毒性の危険がないように配慮されているようです。
とはいえ、それでも紫外線自体はお肌の敵。まず予防が肝心です。日焼け止めを塗るなどのUVケアをしっかり行いましょう。